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アスファルトでも膝に良いランニングシューズの選び方 [ランニング]

フルマラソンに出場するなど、アスファルトの上で長距離を走るランナーの中には、レースまたはトレーニング中に膝痛に襲われる人が少なくありません。

堅いアスファルトでのランニングで膝痛を起こしてしまう要因には、ランニングシューズも大きくかかわっていることが近年科学的にも解明されつつあります。

膝に良いランニングシューズとは→最低限の機能しか備えていないシューズ



一般的にランニングシューズの機能には、衝撃吸収機能とアーチサポート機能が備わっています。

衝撃吸収機能はその名の通り着地時の衝撃を主に柔らかい靴底で吸収する機能です。

アーチサポート機能は、人間の足の裏に形成されているアーチ(例えば土踏まず)を支える機能です。

膝に良いランニングシューズとは、これらの機能がない、もしくは極僅かにしか備えられていない物なのです。



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最低限の機能しか備えていないシューズが膝に良い理由→自分の能力の限界が感じやすい



膝痛に限らず運動中に身体に起こる痛みとは、自分の能力が限界に達していることを教えてくれるサインにもなっています。

ランニング中の膝痛であれば、繰り返された膝の曲げ伸ばしで膝周りの筋肉が限界に達したために起こります。

最低限の機能しか備わっていないランニングシューズでは、膝周りの筋肉が限界に達する前に、足裏やふくらはぎの筋肉のはりや痛みが起こります。

これらの筋肉は膝の曲げ伸ばしに使われる筋肉よりも小さいため、ランニングシューズのサポートがなければ、直ぐに疲れてしまう筋肉なのです。

本来は、これらの筋肉の限界が現れる辺りが、あなたの走力の限界であるため、そこまででトレーニングは十分であると言えます。

しかし、多機能のランニングシューズに支えられ、足裏やふくらはぎの筋肉が楽をしている間にやがて膝周りの大きな筋肉たちが限界に達して痛みを発してしまいます。

実は、足裏やふくらはぎの痛みは、膝の痛みに比べて「軽傷」なのです。

2~3日の休養で完全に回復する程度のものです。

ところが、膝周りの筋肉の痛みとなってしまうと、経験したこのとある方ならお分かりの通り、「重症」と言えるレベルで、回復に1週間~数か月もかかってしまうものとなってしまいます。

ランニングシューズは、自分の能力を大きく超えて長い距離を走らせてくれるもの、と頭に入れておいてください。

ランニングシューズの機能に頼らず、地道に足裏やふくらはぎの筋肉を使っていくことで、長く走るための身体の使い方がわかってくると思います。

人間の足の機能について



人間の足の裏は非常に敏感に出来ていて、高機能のセンサーのようなものなのだそうです。

実は、分厚いクッションの付いたランニングシューズで走ると言うことは、その高機能センサーの電源を切ってしまうようなものなのです。

とてももったいないことですし、目隠しして走っているようなものですから、何かにぶつかって怪我をしてしまってもある意味仕方のない状態なのです。

この、足裏の機能を活かす方法については、別のブログ記事として近いうちに書きたいと思います。



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