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ウサイン・ボルトの魅力 [アスリート]

世界陸上北京大会でのウサイン・ボルト選手の活躍に注目していました。

短距離選手としての人気は誰もが認識していると思いますが、人間としての魅力も素晴らしいと思います。

今回は、世界陸上開催前に発売されていたウサイン・ボルト選手の自伝を読んでいたので、異常にレースの結果が気になっていました。

100m、200m、400mリレーの全てにおいて金メダルの結果を出せたことは、世界最高の短距離選手であることを証明できたに等しい事実だと思います。

選手としてだけではなく、人間としても成長しているのが分かって、スポーツっていいなと思いました。

200mの決勝のスタート直前、スーパースターのボルトがトラックにいる、と言うだけで会場は大盛り上がりでした。そこで、ボルトは、人差し指を立てて口の前に持っていき、会場を静かにさせたのです。

他の選手も含めて、スタートに集中できる雰囲気を自ら作ったのです。そして、20秒後にはチャンピオンになっている。。。

優勝を決めてからも会場中を歩き回り、ファンサービス。客席に入って行ってファンと交流していましたよ。

今回、ライバルとして100m、200mでは、銀メダルを獲得したガトリン選手にも感動させられました。

33歳のベテラン選手ですが、今年、自己ベストを出して大会に出場していたそうです。決勝前のインタビューでは、「100mの勝利は、200mには持っていけない!」なんて挑発していましたが、レースの後には、自ら年下のボルトに歩み寄って声をかけている姿が見られました。

魅力的なアスリートは、良い記録を作るだけでなく、競技を観てくれる人を楽しませます。おそらく、ボルト選手やガトリン選手は、意識的に競技を観てくれている人を楽しませようとしているのではないかと思います。

日本人アスリートにも、記録を更新することだけを追い求めるのではなく、徐々に観に来てくれている人を楽しませるにはどうすれば良いのか考えてほしいと思います。
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