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FIFA会長、処分の理由は? [ニュース]

10月8日、国際サッカー連盟(FIFA)が、会長であるゼップ・ブラッターさんに対して、90日間の職務停止を決定しました。

さらに、副会長であるミッシェル・プラティニさんに対しても同じ90日間の職務停止を決定しています。

世界的に有名な国際組織のトップの2人が処分を受けた理由は、なんなのでしょうか?

2人はスイス検察当局から背任や横領の疑いで捜査を受けていて、そのことを理由にFIFAは処分を決定しました。

スイス検察当局は、ブラッター会長が2011年のFIFA会長選挙の際にプラティニ氏に支持を求めて不正に約2億4600万円を支払った疑いについて調べているそうです。

組織が強力なだけあって金額が常識を大きく超えるレベルですね。

2人の関係について詳細は、続きを読んで頂けると嬉しいです。



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ブラッター会長がこれほどまでに大きな金額をプラティニ氏に支払う必要があった理由は、プラティニ氏がブラッター会長と対立する立場にあったためと思われます。

プラティニ氏はFIFA副会長であると同時に、欧州連盟(UEFA)会長も務めています。

しかし、ブラッター会長がアフリカやアジアなど「非欧州」を優遇するFIFAの運営方針を徹底していたため、欧州連盟の反発が強かったそうです。

実際に2011年のFIFA会長選挙の時にブラッター会長を支持はしたものの、「これが最後」との発言をプラティニ氏はしています。

支持をしたくない立場でありながら、金の力で抑えつけられたと言った感じでしょうか。

ブラッター会長のFIFAトップへの執念が感じられます。

スイス検察当局はまた、ブラッター会長が2005年にカリブ海サッカー連盟との間でFIFAにとって不利となる契約を結んだ疑いについても捜査を行っているそうです。

ブラッター会長は、今年6月にFIFAの汚職事件が表面化したことの責任を取るために次期会長選(来年2月)での辞任を表明していました。

しかし、自分自身は「違法、不適切なことは行っていない」ときっぱりと述べています。

それでも、処分期間中は場所を問わずあらゆるサッカー関係の活動が禁止されているとのことです。

真剣に競技に取り組むサッカー選手やサッカー選手を夢見る子供たちに、悪影響を及ぼすようなことにならなければ良いと強く思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次のブログも読んでいただけると嬉しいです。



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